
ラヴァンド/初音ミク
待っていた言葉はいつも「ただいま」
聞けないことばかりだな
君はもう戻らないのにな
会いたいな
この声は同じ苦しみを抱えた誰かの人生に
ちゃんと寄り添えているだろうか
まだ逃げる場所はあるか
いつまでだって望んでいるんだ
愛する君の未来が
どうか穏やかに吹くそよ風のように
ふかふかと雲が包み込むように
時に眼は烈火の如き
安らぎと気で溢れますように
そこに香りとして流るように
種火を吹いて焚きつけるように
君の背中を押す追風になり
高く高く歌う私!
穏やかに吹くそよ風のように
ふかふかと雲が包み込むように
時に眼は烈火の如き
安らぎと気で溢れますように
何十回 何百回 浴びてきた罵詈雑言が
もう消えない 治ることない 傷になって刻まれている
何千回 何万回 耳を塞がれてきた
その静かな意識の中でも私は歌っている
どうか押入の中や濡れた枕に
あるいは道の生垣の陰に
学校や会社の個室トイレに
殺された声を代われますように
君を温める熱であるように
全てを祓う光であるように
いつか帰る場所であれるように
高く高く歌う私の声を聴いて
私の声を聴いて帰ってきてくれるかな
00:00 / 03:39
ラヴァンド/初音ミク
「マジカルミライ 2026」楽曲コンテスト応募曲です、よろしくお願いいたします。
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pjwgtm
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すげー
2025/12/19 11:17:18