ある日目が覚めると、少女は暗い場所へいた。
「あれ?ここはどこ…?」
そこは、いつもの場所じゃなくて、真っ暗で何も見えなくて何も聴こえない奇妙な場所だった。
少女は「誰かいないの?」と問う。
だが、誰の返事もなかった。
「なに…?何がどうなっているの…?」
少女はとても怖くなった。やがて体が震えてきた。
「私は今、この場所に1人だけでいる…」

なぜ、少女はこんな場所へ来てしまったのだろうか。自分が何か悪いことをしてしまったからなのか、それともこれは悪い夢なのか…。少女は考えた。
「あ!そうだ、きっと悪い夢に違いない。」
「あれ…?」
試しに頬をつねってみたが、何も起こらなかった。この暗闇の中で、少女は思わず泣いてしまった。もうどうすればいいのか分からなくなった。もう一度、「誰か返事して」と問う。が、やはり誰の声も聞こえなかった。
「もとの場所へ戻りたいよ…。みんながいる所へ。いつもの場所へ。お願いだから…」

少女はなぜだか急に体が変に感じた。こう、引き込まれるような感じだ。
「あれ、私は…。」
自分がなんなのか分からなくなり、自分が自分じゃない感じがした。体がどんどん引きずられていく。
「もう、私は駄目なのかな…。あのいつもの場所へ戻れないの…?」
引きずられていくと共に、気力も吸い込まれていく。少女は段々と何もかもどうでもよく感じてきた。
「もう、いいや。」

奥に白い光が見えた。あれはなんだろうか。
幻覚か…?いや、それとも…
少女は手を伸ばしてみた。が、届かない。
あぁ、もう駄目だ。体がもっと引きずられていく。少女は闇の中へと消えていった。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

闇と幻の光

『闇と幻の光』の短い小説(っていうのかな…)みたいなものを書いてみました。

※お話の内容で変なところがたくさんあるかもしれません。

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投稿日:2020/02/29 01:56:02

文字数:686文字

カテゴリ:小説

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