そのヘッドホンを捨てる時

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そのヘッドホンを捨てる時
それが僕らの才の死んだ日だ

「君の人生」って歌詞の解が
”音楽するモノ”じゃないのなら
きっと僕らはどうせこんな風に
遅かれ早かれなっただろう
終生、以後呪いと変わる
所以の思いを紡いでさ
「私、アンタのことが大好きです」
誰が言ったら、満足だったんでしょうか

嘘になってしまうな
あの苦悩や後悔も
だのにそれすら
愛おしいと思ってしまうから

もうどうしたって忘れられない
もう一度君の夢を見たい
あの腐った日々を歌うのが
私の生まれた理由なんだ
　
死んでしまった夢のように　
何もしなかった昨日のように　
干からびたままでさ
終いでいいのか
生きつくす、それの証左なんだ
今こんな風に消えてしまいたくなるのは
でもどうせまた何時か
僕らは遠く遠く行けるはず


人生をひた浪費し　
解った様な詩を吐く者よ
演奏中の舞台に集い回想なんてすんな
「終わってねぇよ」と
何度も繰り返しても
時間を経る毎に気づいてしまう
あの日ヘッドホンを捨て置いて
この世界の全部を聞いてしまったんでしょう

且つて描いた夢が全部
呪いに代わって疼きだした
熟れる理外の音、奇麗な物差し
どうしたって君の様な人間には
書けやしないモノばっかり
今日だって歌われる
誰かとは違う流行る歌

少なくとも、今うそぶいている
そんな歌じゃないのだろう

死んでしまった夢のように
何もしなかった昨日のように
干からびたままでさぁ
終いでいいのか
生きつくす、それの証左なんだ
今こんな風に消えてしまいたくなるのは
そうきっとまだいつか
僕らは遠く遠く行けたはずなんだ

つまり一生全部知らないで居て　
アンタの限界なんて知りたくない
アンタの捨てる物なんて
捨てて良い物なんて何一つ無いんだ！
笑えないからもう終いなのか？
どうせこんなんだと笑うのか？
誰一人と聞いてないとしてもアンタにさ
言いたいことが！


”ハロー、グッバイ”
僕らずっとアンタのことが大好きでした

”ハロー、グッバイ”
僕らずっとアンタの歌が大好きでした

”ハロー、グッバイ”
僕らずっとアンタの夢が大好きでした

”ハロー、グッバイ”
僕らずっとアンタの想いが大好きでした