下書きになかったもの_inst
急な雨に映る町の一雫
部屋にこもりひとりペンを走らせる
今までの僕のこと全部忘れてよ
これからの君のこと全部忘れない
下書きになかったものを書き足すとき
たぶん無意識に笑みを浮かべている
想像の中に色をつけるのはいつも
想像の外のものでこの雨もしかり
これからの君のこと全部忘れない
ちかちかランプの灯り 数センチ生き延びる命
ここには何かあるみたい わからないけど
ぴかぴかフラッシュの兆し 溶けてく現実の境
どうなるかなんてわからない わからないだろう
だからおあいこ
下書きになかったものを書き足すとき
かつて心にあったものがあふれてくるんだ
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