ある底冷えのするような冷たい日 涼暮月(すずくれづき)の朝
やさしいひとは 静かに口を開く
「きみがほんとうにいきたいところをいってごらん」
<outside>
不幸を其の身に背負う憂鬱
ヘイゼルの瞳は黒に染まった身に似つかわしい
籠女 籠女...
「嗚呼 奪われた声では何も届かない―――」
伝わらないことは望んでいないこと
それは禁忌だから なんてしあわせなのだろう...
意識を切り離すかの様な灼熱 雪月の宵月夜
やさしいひとは 静かに唇をひらく
「きみのらくえんへつれていってみせて」
<inside>
幸福を与え続ける存在意義
その青は届かない理想を正確に語る
籠の中の女(トリ)は...
「嗚呼 狭い檻の中では息が苦しい―――」
時間さえ境界が混濁した場所
それは縛られていないから なんてしあわせ...
水時計はマイナスをも厭わない
堕ちて逝く音 その音は無明の中のメルクマール
闇と光が 捕食者と被食者が
ひとりの中心を見つける邂逅
いつ...いつ出会う...
目覚めた病院 見慣れない風景
足元に咲いた檻(プレゼント)の中には
嘲笑うかのような色 悪の華が―――
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