薄ゐ貝殼 燈をともし
なぞる耳たぶ 誘ふ夕暮れ

けぶる頬染め 君は言ふ
「レジスタンスの眞似事しましよ」


僕の熱と 君の熱と
冷えた空氣の12月

觸れて混じる 君と僕と
背伸びした儘12秒


熟れた果實が 背を這へば
朱差す耳たぶ 歌へ 歌へ

赤ゐスカアフ おさげ髮
二人は一人 僕は君
「さあ、レジスタンスの眞似事しましよ」



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ひらがな

うすいかいがら ひをともし
なぞるみみたぶ さそうゆうぐれ

けぶるほほそめ きみはいう
れじすたんすの まねごとしましょ


ぼくのねつと きみのねつと
ひえたくうきの12がつ

ふれてまじる きみとぼくと
せのびしたまま12びょう


うれたかじつが せをはえば
しゅさすみみたぶ うたえ うたえ

あかいすかーふ おさげがみ
ふたりはひとり ぼくはきみ
さあ、れじすたんすのまねごとしましょ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

百合


薄い貝殻 燈をともし
→寒さで赤くなっている指先

熟れた果実が 背を這えば
→柔らかい物で背中をなぞられたらぞくっとする
 →仄かな快感が背筋を這った

朱差す耳たぶ 歌え 歌え
→赤くなった耳に心臓の音がうるさい

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投稿日:2013/10/20 13:59:26

文字数:452文字

カテゴリ:歌詞

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