アキイロガタリ

あの時　あの瞬間　廻り出した歯車は
運命を引き連れて　共に過ごすパートナー

紅の光を背に受けながら進む大地の果てに
得る物は一体なんなんだろうっていつも思っていた

ひたすらの勇気一つ掲げて足跡を残した　後戻りもできないまま
ふと気付いた時　僕を動かしたもの　それが少し分かったよ・・・

あの時　あの瞬間　廻り出した歯車は
運命を引き連れて　共に過ごすパートナー


訪れた世界に心躍って　不安なんか忘れて
新しい感情が増えていくってすぐに思っていた

これからやってくる寒さでも乗り越えて行くのと　少し似ている気がするよ
君と巡り逢いたいと信じているだけで　それが叶ったんだから・・・

それぞれたった一つの　煌めき続ける心
共鳴と交錯がひとりでに歩き出す
こうして引き合わせる　形を持たない鎖に
僕らはきっと繋がれている　そんな気がしたよ・・・

「涙の一粒はもう、胸に仕舞っておかなくちゃ・・・」
出会いと別れはそう、隣り合うものだしね・・・。
散りゆく季節でさえ　風に吹かれて儚くて
「さよなら・・・」と共に今　僕は空へと向かって・・・
＜４：３９＞