◆


 丑三つ時の闇の中 浅い眠りの子供達を笑う 
 一斉に目を覚ますんだ ならず者の明日が来るぞ
 大通りを抜けたら 知らない場所までずっと走るのだ
 疾走さ もうたくさんだ 妄想都市《メガロポリス》の街を抜けろ

 感情に逆らってたって いつか何処かでツケがくる
 本能は語っているんだ その先へ飛び込めと

 〝現実の向こう側〟に 行きたいのなら
 斬り捨てりゃイイ その下らない鎖《しがらみ》ごと 全部!

 壊してみせてよ この廃れ切った僕を 擦れた心の
 闇を引き剥がし 塗り潰してくれ 熟れた果実が
 落ちるその前に この腐り切った僕の 安い誇りが        
 錆びるその前に 磨き上げるから この衝動が
 現実《せかい》を超《か》える

 OVER THE REALITY.


   ◆


 逢魔が時の日没に 淡い輪郭だけが融和してく
 嬢ちゃん お家にお帰り 言葉もロクに交わさないで
 両刀論法《ジレンマ》に嬲られて 甘い夢の一つも見たくなるさ
 坊ちゃん 抜け道はこちら 家畜揃いの街を抜けろ

 愛してるって言ったって結局 虚言《ハリボテ》なのさそんなのは
 真髄《ノウハウ》なんざどうだって結構 片道でさえ無けりゃ
 
 飼い殺されそうな日常の中
 つまらないその常識は 君に死ぬほど似合ってんだ!

 笑ってみせてよ この疲れ切った僕の 冷めた心の
 鍵をこじ開けて 脆い潜在意識《メンタル》を 八つ裂きにして
 暖炉にくべたら きっと黒く燃え上がって 若過ぎる芽が
 枯れてしまっても 変わらず誰かを 愛せるのだと
 思わせてくれ
 


   ◆
 

 圧倒的な超幻想論でたたっ斬ってくれ
 もどかしくて下らない 〝今のリアリティ〟を全部!


   ◆


 壊してみせてよ この廃れ切った僕を 擦れた心の
 闇を引き剥がし 塗り潰してくれ 熟れた果実が
 落ちるその前に この腐りきった僕の 安い誇りが
 錆びるその前に ねえどうか 生まれた理由が
 
 〝誰かの所為〟でも 〝神様〟には依存し《たよら》ないで 抗う事を
 どうかやめないで 君の中に在る 鉄の刃が
 折れるその日まで 遥か彼方もっと遠く 魂の火が
 尽きるその日まで 我武者羅に走って 闘うのさ
 ただ、現実と

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ベリアる! -OVER THE REALITY-

歌詞です。青臭さ全開! 

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投稿日:2010/12/11 23:07:17

文字数:969文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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