あのね、

あのね あなたへ届けます…

紡いだ言葉が切なくて
結んだ約束今はどこへ？
潤んだ声では叫べなくて
くすんだ愛色は儚くて

あの日何よりも欲しいもの
「君に」とくれたはずなの
なのにそれなのに崩された
この気持ちどうしてくれますか？

「ごめん」と何度 あなたが私に言おうが
そんな言葉は必要ないの
謝りたいなら あなたが この手握って
あの日のように喜ばせてよ

重ねた愛の数があるだけ
痛むんだ心が痛いんだ
望んだ未来に霧がかかり
歪んだ 哀へと変わりました

あの日何よりもいらないもの
ため息交えながらあなたはくれた
必要なくとも捨てられないもの
厄介なものをどうもありがとう

「ごめん」と何度 あなたは 私に言うの
そう思うなら 愛 示してよ
謝りたいなら あなたが 私を連れて
あの日みたいな虹を見せてよ

夢を見るんだ眺めてきた景色
縋るんだ思い出の日々達に
泣きたいよ全て零したいけど
流したら全て無くなりそう

せがんだ愛の数があるだけ
我儘な私が見えてたかな？
なんなら教えてほしかったよ
心から望んでる存在しない姿

光か影のどちらでもなくて
ただの小さな見られない景色へ
アスファルトに伸びる草のように
切なくも儚くも全てなんだ