寂れた街に響いてた
静寂の音孤独に曇る
消えない痕を見つけては
僕のココロに染み付いていく

あまやどりもできずに
優しくしないでよなんてさ
強がってみたけれど
壊れてしまいそうだよ

止め処ない記憶の中
鈍く痛む傷に残していた
褪せてゆく君の声が
離れたくないよと締め付けて拒んだ

見馴れた君の残像に…
電車の汽笛届かない声

何一つ進めない
時計が止まったみたいにさ
手遅れになる前に
お願いだ突き離してねぇ。

繰り返す言葉達が
深く深く僕を殺していく
悪戯に触れ合った手
もう戻れないのに何時迄も探した

今も今も変わることなく
君を想っているから
気付かないままほら、傷付けて
心底後悔するくらいに

絶えず言葉達が
深く深く僕を殺していく
悪戯に触れ合った手
もう戻れないのに何時迄も探した
この記憶の中
鈍く痛む傷に残っていた
褪せてゆく君の熱を
流していくように明日も雨が降る・・・