スクランブルトリップ


さあ、物語の始まり
何から話しをしようか

踊る阿呆 真似る作法

必要なのは

甘いキャンディ舐めながら
同じ阿呆なら踊らにゃ損損

快楽・判断・視界
全て解き放って

この世界 極彩色に彩られてゆく

巡る巡る 脳飛行の中で掴む サイケデリックなTOKYOの共感覚
壊れてゆく君の身体を抱き寄せ
終わらない支配に酔い痴れながら
交差点の真ん中でただ眠るのさ

言葉は意味を持たずに 僕らは視線だけで
お互いの欲を見透かし 悦に入るのさ

拝啓、昨日の僕へ 贈る枯れた花束
微睡む身体引き摺って 探す無い答えを

霞んでいく 視界は赤く染められてゆく

廻る廻る 歪んだ世界線から
語りかける声の主は※※だろう
僕は其れを殺して笑うのさ
今、答えは何処を彷徨っているのだろう
きっとこれは贖罪なんだと悟る

吐き気がする承認欲に塗れ
自分語りが止まらない怪物
救いは自傷と攻撃対象
誰か僕を殺してくれないか

辿り着いた先にある覚醒感
冴えた脳内は僕を取り込むの
そして見る事が出来る極彩色
ずっとこのままで潜っていたいと思う

巡る巡る 脳飛行の中で掴む
サイケデリックなTOKYOの共感覚
壊れてゆく君の身体を抱き寄せ
終わらない支配に酔い痴れながら
交差点の真ん中でただ眠るのさ