『SAKURADAYS』
作詞:叶多
君に遭ったのは何時だったかな
思い出したくて必死に考える
あの頃の僕は弱虫で子どもだった
初めてあったのは 綺麗な桜が咲き誇る
並木道だったね そこで交わした言葉
『落とし物ですよ』 透き通る綺麗な声
『あ、ありがとう』 緊張した僕の声
同じ制服を来てるのに 彼女の方が
大人の女性に見えて ドキドキした
クラスが同じで隣の席 運命に感じたのは
僕だけかな
君に遭って僕の心に 桜が咲き誇る
明るい君はクラスの人気者 僕はそこそこ
君はいつものように 遊びに誘われてた
でもいつも僕と居てくれた
勘違いしてしまうよ バカだから
僕は頼りなくて弱虫だけど この想いだけは
君に伝えたい 放課後の誰も居ない教室
『呼び出してごめん』遠慮がちな僕の声
『大丈夫、気にしないで』優しい君の声
僕は君に甘えて時間をかけてしまった
今伝えよう そう心に決めて声を出すけれど
神様の意地悪なのかな 下校のチャイムが
僕の声をかき消していく 最悪だ
何やってるんだろう 自分が憎らしい
でも君は優しいから 『落ち着いたら聞かせて?』って チャンスをくれた
また甘えた 大人な君に
だけどもう次なんてなかった
君は僕の声が 届かない所へ行ってしまった
後悔なんて言葉じゃ足りない
地に膝をついて泣き叫ぶ
君の名前が彫られた石の前で
君に遭ったのは 桜が咲き誇る春日和
桜の絨毯が広がる 道で僕らは出逢った
あれから3年 君に伝えられなかった
想いと子どもだった僕は 大人になったよ
言の葉の代わりに 何時でも空を見上げるよ
今日もあの日のように 晴れ渡る空
強い風と共に桜の花弁が 舞い上がる
ふと君の声が聞こえた気がした
『私たち、両想いだった?』寂しげな君の声
『うん、両想いだったよ…』穏やかな僕の声
心の中でそう呟いた
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