乱れ散るは風まかせ
無数に散らす言の葉と
風で舞い散る花びらと
ゆらり揺れゆく五月雨に
散りゆく時の雨模様
どれだけ言葉を並べても
どれだけ月日を並べても
散りゆくさだめは変わらない
無数に散らす花びらに
何を思って語るのか
何を夢見て語るのか
寒さで出てくることもなく
暑さで枯れることもなく
いつも君は眺めてく
無数の花びらと言の葉を
舞て散るなら夢多く
それでも見ていくさだめなら
君はいつでも答えてく
どんなに時が流れても
どんなに風が吹かれても
散りゆくさだめと知りながら
咲き乱れるは花吹雪
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