あの日僕は無になった
「僕は違う」そんなことも虚しく
暗闇の中へ閉じこもる
さようならも言えないまま
牢獄の中へ 自分の中へ
理不尽な僕 無罪な囚人
綺麗事の一つも言えずに虚無に包まれる
僕は理不尽な囚人さ
この狭い世界には僕一人じゃなかった
彼らも僕と同類
脱獄の計画を立て実行した
全てはそう順調だった
あの時が来るまでは
助けても言えないまま
現実の外へ その向こう側へ
理不尽な僕 無罪な囚人
その時はついにやってきて 僕は光に包まれる
僕は愛された囚人さ
出てきた場所は海辺の海岸
愛した人が微笑みかける
なぜ泣いてるの
ああ僕は死んだのか
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