『一人だけの旅』

理想郷の隅っこに ただ一人落ち沈んで
被害者面情けなくして追いやられ
砕け散る星のように 残された島のように
頼れる胸も知れずに飛び出して


常夜灯の隅っこに さりげなく転がって
なんでもないような顔で夜を明かす
流される雲のように 転がされる砂のように
止まる場所もなくて ただ一人旅

平等に配られる愛でも相応の価値はあるのだろう
それすらも与えられないのなら そんなのは そんなのは………

努力の末に愛を勝ち取るのか 勝ち取れるのか
全てを賭けて戦って 結局負けて失って
それが怖くて 怖くて俺は だがそれしか道はなかった
これが全てなのか これは認められるのか
だが俺は疲れたんだ せめて眠る場所を………


旅路の末に全て失うのか 失えるのか
全てを忘れてさ迷って とうとう死んで消え去って
それが怖いか 怖いか俺は だがあれしか道はなかった
これで全てじゃないだろ 認められるはずもないだろう
もう俺は疲れてんだ せめて眠る自由をください!

勝手に信じて 勝手に裏切られて 勝手に傷付いて 勝手に嫌ってく
自分勝手で悪いか 悪いのか 俺は悪くない!
でもそれじゃあ寂しくって どうしたら……どうしたらいいの?
誰を信じればいいの? 居場所があっていいの?

愛を知らぬ人間にも待つ人はいるのだろうか
何かを信じていいのなら こんな俺も こんな俺も………

走馬灯の隅っこに 堂々と映り込んで
当たり前のような顔で世を証す
導く光のように 包み込む闇のように
俺はそんな存在になれますか?

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一人だけの旅

孤独で寂しいけれどどこかあたたかい、なんともいえない雰囲気?

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投稿日:2018/02/08 01:00:14

文字数:662文字

カテゴリ:歌詞

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