S
春は桜が咲くから 夜半 布団を抜け出し
薄桃色に微睡み 月を揺らしていくのさ
夜半楼
A
アルタイルが輝いている
腰の光はプラネタリウム
オリオン座が瞬いている
植物園で薔薇を抱いたら
B
だけどここはどこだろう
キミの影すら見失って
だけどどこへ行くのだろう
行き先不安の日曜日
S
春は桜が咲くから 楼も光に映えて
薄桃色の匂いが 僕を酔いに誘うのさ
夜半楼
A
水路に映る桜の影
月に寄りそうキミと僕
夜半楼も消えるだろう
しとどに濡れて明日を待つのさ
B
だけど明日はどこへ行こう
キミの匂いに星は枯れて
だけど風に急かされて
宙ぶらりんの月曜日
S
夜半楼はもういない だのに 僕はどこへ行く
走り出した僕はもう 止まることができなくって
S
春の季風に乱され 夜半 どこかを目指して
一人きりの公園で 散った桜を見たのさ
夜半楼
間奏
S
春は桜が咲くから 夜半 布団を抜け出し
薄桃色に微睡み 月を揺らしていくのさ
夜半楼
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