1
A 曖昧な 悠長な
優性な 劣性な
魂が街を行きかう
B 幸運な 不幸な
神が涙を流し
冷たい雨を降らせた
「神なんていない」と誰かが嘲う
何かにすがらねばならないヒトであるくせに
S 魂はいずれ死に絶え
全て無に還る
ガレキの上に立った私は
孤独の姫だと知る
2
A 心臓が 鼓動が
内臓が 脳が
体の全てを軋ませる
B 希望か 絶望か
分からぬこの感情に
一体誰が名をつけようか
この世の全てに何の意味があるのか
世界はなぜ此処に存在するのか
S 体中の赤い液体を
全て出し切って
抜け殻のようになった私は
それが生命だと知る
C 魂が叫び声を上げても
神は救いの手を伸ばさない
D 私は何の為に生まれて
何の為に朽ちていくのか
嗚呼 答えを下さい
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想