春のこの朝 サンダルのまま
無邪気にドアを開け放って
二度と戻れない 物語に
行く宛もなく 走り出した

ポケットにチケットを入れ
ホームで1人 列車を待つ僕の
顔は笑っていた
僕は君を探している この地平線
を走り 絶対見つけてやるさ

青く染まったこの空が 迷いの霧さえも
全てを打ち消すように 僕の背中を押した

き、き、君のもとへ今
あの日の自分だけをおいて
まだ醒めない夢の中
過ぎ去ってここまで来た
もう後悔なんて何も無いんだ
今僕は希望の旅をしている

僕の目に映る景色は
アルメリアのような　優しさの
色をしていたんだよ
君の目に映る景色は
サイネリアのような　希望の
色をしていたんだよ

星に染まったこの夜空が 二人を灯して
綺麗だねって呟いたけど 言えなかったんだ

き、き、君に会いたかった
この気持ちを言えないまま
永遠に立ち尽くしていた
今ここに僕の気持ち
ずっと伝えたかったんだ　ルラララ
君のことが好きっていうこと

き、き、君に会いたかった
この気持ちを言えないまま
永遠に立ち尽くしていた
今ここに僕の気持ち
ずっと伝えたかったんだ　ルラララ
いつになったら言えるのかな

いつか、いつか、いつか、言える時が来ますように