カタバミ inst
三度目の朝 霞む視界
今日の抜け殻で 散らかす夜の後
不確かなままの 夢の底で
確かな昨日が終わる
何度も見たような 白昼夢の跡
微かに感じる雨音
合わせ鏡の先 見える日々が
掴めない糸触れるたび 揺蕩い遠ざかる
胸の奥に隠す この痛みが
誰も知らず 消えるまでは
換気扇の音 揺れる視線
テープを巻き直す 指先追いかける
路地裏の奥 思い出せば
昨日の僕を見てた
日が落ちるのが早くなるほど
まぶたの裏に感じてた色を知った
鏡合わせのような 影を重ね
細い道の先にもう 誰も見えなくなって
落とした言葉とは 裏返しの
意図にどうか 気付かないで
最終電車の音
街灯照らすオレンジ
誰もいない右手に
落ちた春の欠片
錆びたフェンスの下
もたれたままで
このまま何処かへ
何度も手を引いた 夜を越えて
頬を伝い揺れ 虚像でなく 確かにそこにあった
胸の奥に刺した この痛みが
いつの日にか 消えるまでに
届くのかな
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