同情なのか愛なのか
ハッキリ解らなかった君への心

砂丘（さきゅう）に書かれた文字のように
風が全てを消してくれれば

今は君に会うことがだんだん
つらくなって来たよ

僕も君も誰かのことを昔横恋慕（よこれんぼ）
悲しい恋だったね

君の髪は風に吹かれて
羽のように揺（ゆ）らめいている

七色（なないろ）に染まる大きめのイヤリング
それは誰のために付けた物なの？

君のことがずっと好きだよ
だけどそれはまだいえない

切ないよと鳴き続ける
籠（かご）の中の未（ま）だ飛べないLittle Bird


君の笑顔だけでなく
君の憂（うれ）い顔に気づいた小鳥は
君を護（まも）るために
「強くなろう」と決めた
「強くなりたい」じゃなく
「必ず強くなるんだ」と決める
藻掻（もが）く翼に力（ちから）を込（こ）めて
さぁ飛び立とう

そして今は君のそばに
明日を信じて寄り添っている

夕闇（ゆうやみ）の中に見た星明（ほしあか）りは
きっと過去からの置き手紙

過去も未来も何処（どこ）にいても
この気持ちは何も変わらない

「護り続ける」と心から決める
傷だらけのまだ籠の中のLittle Bird

儚（はかな）い夢さえ叶（かな）えてみせる
今からでも始めようよ二人で