ひとり、でした
知らないところで
ふらりふらりと
探していたのです
それは偶然です
君の手に引かれたのです
初めまして、は
言ったつもりで
不思議と相対してみれば
一人で演じるようで
虚勢を幕に貼りつけて
この手でそっと閉めました
一人、でした
明るいライトは
くらりくらりと
夢を見せるのです
それは必然です
君だけに惹かれたのです
愛してる、など
言えるわけなく
違和感だらけの微温湯で
ただただ漂うばかり
少しは気持ちよかったの
少しだけ気持ち悪くて
さよならわたしの水星さん
やっぱり届きませんでした
ひとり、に戻って来たのです
とても楽になれたでしょう?
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