桜舞う廃墟が
いつか渡り鳥を連れてく
このキラビヤカな季節に塗れてちゃ
まな板の上にもあがんない話題
安息もとめて年がら年中
繰り返してくこと愛しくも切なくも
その両方でもないのさ
観光客に道を聞かれて指差すけど
逆に僕が聞きたいくらいDown
歩こう、それでも目の前、
退屈なアスファルトが
どうせ進むため 在るって言うのなら
最果てエジプトで
百年ぶりの雪が降りました
マレーシア航空370便が
消息を絶ちました
この度アタシ結婚しました
おめでと、それじゃさようなら
冴え返る春うららの枯山水 不快な風
そっと冬(記憶)に閉じ込めておくのさ
「もうどっちでもいいよ」
嘘を嘘を嘲笑って頬杖つく”黒と白”
画面は目にも とどまらぬ速さで
空っぽの春を 別れの春を
明るく伝えるのでしょう
ああもう、どこか寒いな
これまで数々の我儘を
ほんとにすみませんでした
就職祝いにくれた腕時計
つけてない日はありませんでした
なぜか涙は出ませんでした
おかしいな、おかしいなってさ
振り返らないで、
もう二度と邪魔すんなよ不快な風
最果てエジプトで
百年ぶりの雪が降りました
北朝鮮が日本海に向け
弾道ミサイル発射しました
この度 春から増税しました
昇給してないぞサヨウナラ
冴え返る春とかよく言ったもんだな
不快な風
そして最後の日には
きれいな奇跡の雪が降りました
これからをたたえているような
白くて優しい雪でした
いまさら涙こぼれてきました
「ありがと」忘れないでさ
冴え返る春に人はさよならしながら
生きていくんだね
最果てエジプトで
百年ぶりの雪が降りました
桜の華はもう散りました
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