【A】
憂鬱な夏の風
吹き荒ぶ砂埃
暑そうに揺れる紅葉の木が
秋の到来を待ち侘びる
【A】
“思い出は作れただろうか”
虚しく響く問い
残り僅かな夏休みが
今日も過ぎて行くのを眺め
【B】
時の流れは とても早くて
もう幾度と流れた夏休み
後どのくらい 過ごせるだろう
君と二人の夏休み
【S】
満月の夜 涼しげな風
さあ 残された日も後僅か
これが最期かも知れぬなら
まずは 盃掲げ乾杯を
互いに言いたいことだけなら
たくさんあるが まずは一息
来年 また会えると誓い合い
本当の気持ち 酔いと共に隠す
【A】
爽やかな春の風
舞い散る桜の華
たまに落ちてくる緑色の葉が
夏の到来を予感させる
【A】
今年もまた君と会えると
心の何処か 想った
けれど 約束の場所に君は
それからずっと 現れなかった
【B】
時の流れは とても残酷で
僕は君が来ない事 認められずに
時には泣いてみたりもしたけれど
ただ虚しさが胸を覆う
【S】
三日月の夜 悲しげな風
去年(まえ)とは違い 今はひとりきり
あれが最期だったと分かってたら
なんて 盃掲げ独り言
互いに言いたい事だけなら
たくさん あった “言えば良かった”
去年 君の笑顔思い出し
滲んだ視界 酔いのせいにする
【S'】
夕焼けが照らす 約束の場所
もう今年も夏休みが終わる
涙も枯れた なんて強がって
目的もなく歩き出して――
【S】
月の無い夜 忘れられた風
あれからどれくらい経っただろう?
そんな疑問も幾度と繰り返し
今日も 盃掲げ独り酔う
満月を見る度 ひとりごちる
話しかった事 離したくなかった事
今宵も 盃に月を映し
遷(うつ)ろう世界 酔いに身を任せ
幾度と過ぎた 夏休み
永い 時の中で消える
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