白い綿帽子かぶるモミの木
輝く星に願いを込めた
「どうか今年のクリスマスには
寂しい笑顔がないように」と
誰を想って泣いているのかな
届かない　わからない　この中からじゃ

舞い散る雪を見てきれいだと笑えるように
思い出も閉じ込めてしまえたらいいのにな

白い小兎が雪原で踊る
トナカイの鈴の音　月のタンバリン
「一緒に踊ろう」　差し出す僕の手に
首を降る君は今もひとりなの？

舞い散る雪を見てきれいだと笑う君は
僕じゃない誰かを想っているんだろう

ah...粉雪の舞う寒い夜には　二人で寄り添っていたい
白く染まる街を眺めて　時が止まればいいのに

輝く星に強く願った
どうか彼女に幸せを降らせて

舞い散る雪を見る君の横に愛する人が
戻ってきてまた泣くの　嬉し涙　溶ける結晶

キラキラ　光る雪　スノードームの中から見てた
届かない　届かない　僕の声　愛する気持ち

白い綿帽子かぶるモミの木
また次の冬までひとりでダンス