ふぶんりつ

「ふぶんりつ」

真昼の浴槽に横たわり
見上げる天井で
水滴が滴々落ちていく
水音をリズムにして奏でる
白昼夢の歌

背中の後ろの景色で今
私じゃないモノは動いてる？
本当は何もない
NULLの空白としても
見えないから平気でいる

　The word dominates you.
　The world oppress you.
　They are suffocating you.
　It's a dead rhythm.
　Even if it's sin, I love you.
　So...Providence violation？
　If I wrong, I’ll kill you.

ーーーー知らずにいれたら
　どれだけ楽だろう
　記憶は消えてくれない
　あの日の汚れを落として
　傷跡消えても事実は消えない
　いつかは悪夢が終わって
　綺麗な私は補完されるーーー

ーーーーーーφーーーーーーー

ーーーーーー忘れちゃった？

手を繋げず微妙な距離で
暗黙の了解
わざと喧嘩しあう二人
貶し合っていた
ふざけ合いでじゃれ合うけれど
意識は殺した
感情なんて何処にもない
馬鹿笑いとかしてさ

ほんの少し手を伸ばしたら
届きそうな距離
自制掛けて我慢するたび
薄弱になった
絶望色で染まる夕日
ダイダイ洗脳
衝動的に抱いてみたい
キスを奪ってさ

　アナタ ニ 触レタイト 望ンダ
　時カラ 二人 ハ モウ 毀レタ
　コノ智 ニ サヨナラ ト 言ッテモ
　明日 ハ 拒メズ ニ 来ルカラ

ふざけたミミクリーのセンス
幸せの真似事で
食傷のカリスマ殺す
悪魔の腕が欲しい

　君に触れちゃ行けないと勝手に決めていた。
　友達のままがいい、と無心に思っていた。
　細く白い体に触れてしまった時に
　友達の振りはもう、終わったよ。
　　　　　　　　　　　　

　固い蕾の朱を鏤めて嗤ってた
　悪夢を消し去る程
　激しく、埋めて、満たして。

「わたしとあなたを責める
　Unwitten Rule.」

　どうして、
　ただ単純な二文字の言葉<好き>が
　こんなにも難しいんだろ？
　声に出せない不文律。
　例えそれが妄信の産物だとしても
　世間の大多数の常識の中では
　間違いでしかないんだよ・・・