ジャケット

1.Sometimes, I'm thinking about my past.
時々、私は私の過去を考えている。
And I stay in the rain
そして私は雨の中に留まる
I know that it will not be solved
それが解決しないことがわかっている
But it keeps staying in my memory.
しかし、それは私の記憶に留まり続ける。

*
A painful experience
辛い経験
No one knows loneliness
誰も知らない孤独感
I know the things others cannot understand
他人が理解できない事は分かっている
Still ask for something
それでも何かを求める
I can not reach forever
永遠にたどり着けない
I want someone to save me
誰かに救って欲しい

**
Please teach me how to make my heart free.
心を自由にする方法を教えて欲しい。
And I want the courage to walk again.
そして私が再び歩き出す勇気が欲しい。
I look up at the sky at the gray crossroad.
私は「灰色交差点」で空を見上げている。

I do not need any status or honor.
どんな地位も名誉もいらない。
I want to abandon my career and fame.
経歴も名声も捨てたい。
I do not want to be bound in my past any more.
私はもう過去に縛られたくはありません。
I just want to live my way.
私はただ自分の思うように生きたい。

2.
Way of life that you gave to me
あなたが私に与えた生き方
It's like a street with no color
それは色のない通りのように
It does not give a shine in my memory.
私の記憶に輝きを与えることはない。
It will not bring peace to my heart.
それは私の心に安らぎをもたらさない。

00:00 / 05:47

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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Gray Xing

ウチの漫画バンドのメンバー、メイの替え歌。
メイはちょっとヨーロッパでは知られたヴァイオリニストですが、あまり気が進まない音楽の道を父からの強制でむりやり歩まされてきた感情を歌った曲。
本来の歌詞は別にありますが、即興の替え歌で披露した。
その顛末はと言うと・・・

メイの父はメイをヨーロッパに連れ帰るために日本に来たがバンドのメンバーからの説得でライブに誘われる。
メイがロックバンドという新しい居場所で楽しく生きているのを見てもらおうと思ったからだ。ようやく説得に成功したが、狭いライブ会場で人も多く入ると言うのに「立って聴く音楽があるか」と言って応接室にあるような椅子を用意させちょっと離れたところに設置させる。メイの目の前で見る気もなかったしうるさい音楽などハナから聴く気もないといような意図だろう。
立ち見が基本の小さなライブ会場で高級な椅子に足を組んで座る男は目に付く。メイは知らずにライブを始める。舞台に出た瞬間に父の態度に気が付く。腕と足を組んで眉を顰めるような表情にメイはがっかりする。

バンドのメンバーから聴きに来ると言われたので
てっきりちゃんと聴きに来ていると思ったからだ。
前半の演奏中もその態度は変わらなかった。
結局、父と娘の確執はそのままで、溝は逆に深まった。

途中休憩の際に喉の渇きを潤すのにきつい酒を煽る。そしてライブの途中でこのバラードを入れるが父に対する当てつけの替え歌を歌った。酔いも回ってきていたせいもあった。その歌詞を聴いて当てつけと分かったメイの父親は黙って立って会場を後にした。

バンドのメンバーの努力も台無しになってしまった。
これはバンドのメンバーにもちょっとした軋轢を生んでしまった。
ただ、メンバーたちはメイが歩んできた音楽の道を知らなかったし、その間にどんな事件があったのかも知らなかった。
それはそれは大変な話であるが・・・

その歌をミクに歌わせることにしました。

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投稿日:2023/02/04 23:23:11

長さ:05:47

ファイルサイズ:6.6MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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