優しさを刃に立ち向かう君の背中を見る度に涙が出る。
その温もりは余りにも小さ過ぎて、消えてしまうと思ったんだ。
ある日出会った少年は勇者になると言っていた。
決して強いとは言えない彼は、私を守ると指切った。
戦った事のない少年、
人を疑う事を知らない目
ほら、私はこんなに真っ黒い
彼は眩しいくらいに白過ぎて、光に溶けて見えなくなった。
さ迷い歩いた森の中
背後に迫る邪悪な影
私に身を守る術は無く、目を閉じる
来たのは衝撃と言うには弱過ぎる温もりだけ。
開いた目に映るのは小さな勇者
ボロボロになりながら笑う日だまりの様な笑顔
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