月明かりの下(もと)
涙を流していた
どこかで無くした
君の声が聞こえた

儚い桜を君のようだと思った

君の心を 傷つけたくなくて
僕のものだと 主張していたくて
せめてもの印に
僕はキズをつけた
秘密。

夜の闇にある
何かに怯えていた
どこかに隠した
君の笑みを見つけた

桜の幹に小さな爪痕をつけた

どうしようもなく こんなにも悲しい
このキズアトは 君と僕の絆
未だ消えぬそれに
とめどなく溢れる
涙、

幻でいい
刹那でもいい
もう一度でも
会うことが出来るなら…

自分の心 キズつけたくなくて
君のことを 傷つけてしまって
あぁもう、僕はなんて
馬鹿だったんだろう
痛み、
見えた気がした 微笑んでいる君が
切なく、美しく
君と散っていった
桜。

君に残したわずかな痕跡。
僕が残した小さな傷跡。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

キズアト。

めずらしく題名から書いて出来上がりました。
最後のニ文は最初から決まってました!w
痕跡をそのまま「こんせき」を読むのかそれとも「アト」と読ませるのか、悩み中……
あとボカロ決めてませんでしたw←

ご意見下さいまし!

綺麗な感じを目指して書いてみました。

閲覧数:46

投稿日:2010/12/11 01:18:20

文字数:358文字

カテゴリ:歌詞

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