学校が終わるまで、あの「始音カイト」っていうヤツの周りにクラスのヤツラが集まっていた。
むしろ、たかっていたって感じだな。
綺麗な花に引き寄せられる虫みたいな。
ただ、キャーキャーうるさい。
正直言って俺には関係無いことだけど「始音カイト」にとってはそうじゃないらしい。
ふと見ると俺を睨んでいる気がする。
俺は何もしてないよな?
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
靴を履き替えていると、ルキが声をかけてきた。
「メイトもう帰るのか?帰るなら一緒に帰ろうぜ。」
「いや、俺は…」
「よし、行くか。」
そう言って俺の手を引いて歩き出した。
俺は早く帰って喉の渇きを潤したいと思っていたのに…人の話を聞けよ、馬鹿ルキ。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
鍵を取り出し、扉を開ける。
家の中に入り、溜め息をつきながらソファーへ座り込んだ。
帰り道、ルキは「始音カイト」の話をしてきた。
俺の周りでうるさいとか、モテるだとか、愚痴っていた。
俺は適当に相槌を打っていた。
関係無い話をされてもつまらないだけだし。
ただ1つだけ気になる話があった。
「始音カイト」は俺についてクラスのヤツラに聞いていたらしい。
俺のことを知って何をするつもりなんだ?
………考えていてもしょうがないか。
ひとまず喉の渇きを潤そう。
そして俺は準備をして家を出た。
†続く†
コメント1
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ご意見・ご感想
禀菟
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兄さんはやはり…
ルキありがた迷惑www
文才すごいしね…
2011/05/01 22:51:02