A
銀の首輪に錆びた鎖
腐った味
感じない舌先
震える夜の部屋の隅
子守唄は悲鳴、酩酊。
B
這いつくばって何に成って
牙も爪もとうに折れた
血肉滴る皿の上
淀んだ目を閉じる
S
さらば さらば さらば自分よ
返事もなければ答えもないか
やがて やがて やがて見えるか
逝く末、走った
車道の痕跡(あと)
A
金の首輪輝く鎖
濁った味
喰いちぎった矢先
従ってる人形娘
円舞曲は奇妙、歓声。
B
歯、喰いしばって何を飼って
朝も夜も変わりなくて
唸り声出す一寸(ちょっと)前
淀んだ目を閉じる
S
さらば さらば さらば自分よ
正体(すがた)もなければ意識もないか
やがて やがて やがて見えるか
逝く末、走った
車道の血痕(あと)
S'
さらば さらば さらば自分よ
役目が終われば命もないな
やがて やがて やがて見えてた
逝く末、走った
車道の、
S
さらば さらば さらば自分よ
返事もなければ答えもないか
やがて やがて やがて見えるか
逝く末、走った
車道の痕跡
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