ジャケット画像

「ちゃんとしてれば大丈夫」
古い時計が鳴っている
背広の海をまっすぐ歩く
同じ色の朝

「若いうちは黙って覚えろ」
その言葉の奥で
名前より先に
番号が呼ばれていく

白い紙の隅っこに
自分を小さく折りたたむ
「協調性あります」
綺麗な字だけ褒められる

知らないことは純粋で
従うほどに優秀で
疑問はまだ早いと
口元だけで笑われた

気づけば夢より先に
空気の温度を覚えて
息を揃えることだけが
大人になることみたいだった

誰のための椅子だろう
誰のための拍手だろう
言葉を飲み込むほど
「いい子」になっていく

並んだ背中が揺れないように
静かに風を止めている
それを優しさと
呼んでいたんだね

“ Standardized Personality ”

ヒューマンリソース
ヒューマンリソース
人はいつから
数字になったんだろう

ヒューマンリソース
ヒューマンリソース
欠けない歯車ばかり
探し続けている

羽の大きな鳥ほど
空の狭さに気づいてしまう
だから音も立てず
遠くへ消えていく

古い地図を広げたまま
季節だけが変わっていく
昔うまくいった形を
今も額に飾ったまま

「個性を見たい」と言いながら
同じ声色待っている
灯りを集めるより
影を揃えたがる部屋

本当はきっと
壊したいわけじゃなくて
変わる怖さに
鍵をかけているだけ

「自由にやっていい」って
貼り紙は笑うけど
見えない定規だけが
静かに首を測ってる

Common sense
silent fence
見えない線を引きながら
Common sense
empty hands
こぼれた光を見ていない

飛び立った鳥たちは
わがままだったのかな
それとも呼吸のできる
空を探しただけかな

“ Standardized Personality ”
“ Standardized Personality ”

Human Resource
for the company

「名前のない部品じゃない」

Human Being
we still glow
ひとつずつ違う熱を持つ

従うことでしか
生きられない世界なら
きっと優しい人から
静かに壊れてしまう

define yourself
define yourself

00:00 / 05:10

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

愛社賛歌 KAITO&MEIKO

「揃えられた声の中で、それでも自分の声を失わない。」

この楽曲は、時代錯誤の価値観が残る組織と、そこで求められる「愛社精神」をテーマに制作しました。

「若いうちは黙って覚えろ」
「協調性があります」

そんな言葉の中で、いつの間にか自分の考えよりも、周囲と同じように振る舞うことが優先されていく。
上の世代から下の世代へ受け継がれていく社風。
まるで軍隊のように足並みを揃え、同じ方向へ進むことを求められる空気。
その感覚を歌詞だけではなく、音そのものでも描きたいと思い、制作を進めていく中で自然と行進曲のスタイルへと変化していきました。

Timpaniの足音、TubaやTrumpet、French Horn、Tromboneによるブラス。
整然としたリズムと揃った音が、組織の中で「同じであること」を求められる景色を作っています。
そして楽曲の後半では、
「Human Resource」から「Human Being」へ。
会社にとっての資源や部品としてではなく、一人の人間として、それぞれ違う熱を持って生きていることを描きました。

この曲を聴いて、もし自分の歩幅や、自分の声について少し考えるきっかけになれば嬉しいです。
強く変わらなくてもいい。
無理に前を向けなくてもいい。
それでも、
あなたの中にある灯りが消えないように。
そんな願いを込めて制作しました。
――――――――――
Vocal:
KAITO & MEIKO
Music & Lyrics:
一色ユウキ
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■inst・歌ってみた歓迎です
必要であれば概要欄等に
「一色ユウキ」の表記をお願いします。

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閲覧数:58

投稿日:2026/09/30 17:46:39

長さ:05:10

ファイルサイズ:11.8MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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