夜中に一人で寝られないから
そっとお香に火をつける
音楽も携帯も飽きてきた
昔の人はどう過ごしたのだろう

夜は光もなしで
美しく暗い闇夜を
私は一人
かぐわしく過ごしてる

部屋中いっぱい満たしてゆく
妖しくむせ返るこの香りを
私は一人楽しみながら
まとって物思いにふけているの

昔の人はお香の香りを
愛する人への手紙に
うつして自分を伝えたの
その秘めた思いもいっしょに

この部屋に愛する人と
一緒にいられたなら
どんなに幸せだろう
同じ香り二人の夜

部屋中いっぱいのこの香り
私が一番好きな香り
あなたは気に入ってくれるかしら
あなたを思った私の香り

たとえこの思いが届かなくても
私はこの香りを焚き続ける

部屋中いっぱい満たしてゆく
妖しくむせ返るこの香り
私の思いを乗せながら
外に少しずつあふれてく

満たしすぎた思いは
あなたにあふれ
お香の炎は
私を燃やす

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

夜の香り 昔の香り

最近、お香にはまったので書いてみました。

いいですよ。なかなか。

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投稿日:2008/08/04 23:41:12

文字数:391文字

カテゴリ:歌詞

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