ここは迷宮 迷いの森
私はひとり 貴方を追い迷う

真っ暗闇の 森の中
鳴いている鳥 あれは鴉かしら?

いくら行けども いくら進めども
貴方との距離は縮まらない

ただ ただ 迷いの森で
深き緑の荊に四肢を絡め盗られるだけ



あれは花だわ 青い花
貴方の髪に 似ているその色

真っ赤なお空の 海の端
泣いている子供 あれは誰かしら?

いくら追えども いくら歩けども
貴方は永遠に見つからない
ただ ただ 海辺の砂が
浜に書いた文字を消してゆくように儚い



いくら追えども いくら探せども
貴方は 永遠に見つからない

儚い砂浜の字のように
淡い水辺の泡のように

貴方は 消えてしまった?


まるで、永遠に続く螺旋階段のように

私は巡る
貴方は廻る
私達はめぐる

永遠の らせん迷宮を



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

らせん迷宮狂想曲

カイミクイメージな歌詞です。
解釈としては、KAITOが死んだのを受け止められないでいるミクが次第に狂ってしまった、というものです。
鴉は『嘘吐き』
深き緑の荊は『己の命を軽んじた罪』
赤い子供はリンレンです。
夕日を受けて赤く見えただけです。

タイトルの螺旋を平仮名にしたのに意味はありません(笑)

閲覧数:62

投稿日:2009/01/11 00:38:01

文字数:356文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました