パラレルワールド　私の世界　
パラレルワールド　貴方の世界

自分という存在を認識して漸く
分かったこの世界の心達は
でも誰かという存在は理解した
つもりにしかなれない

震度1程度で揺れる糸のよう　
あやふやな足元で踊るようにたつ
二本の足では支えきれはしない
機械にも及ばない世界

風が吹けばゆれ（ひらりひらと）
地面が動けば倒れる（グラグラさよなら)
波に乗って移動して（ゆらゆら）　
何一つ自分の力を必要としない

揺れる揺れる世界　立ち上がる事を否定
妥協という言葉で這いつくばる
騒ぐ騒ぐ世界　抵抗しようともせず
許容と言う怠惰に飲まれて


パラレルワールド　貴方の世界
パラレルワールド　誰かの世界

誰かに知られないとわかりはしない
自分という存在のあやふやさに
箱に入れた結果はどうなってるか
開けるまで答えはない

目を閉じた暗闇をなんと表すか
色を何て答えれば良いのか
言葉なんて曖昧なものでしか
伝えられないもどかしさ

脊髄で会話して（理解できた？)
伝わった気がしている（わかっちゃいないよ）
理解なんてそんなもの（嘘嘘)
瞬間瞬間で違うものになる

通じ合ったと思えたその瞬間から
二人の関係は終わり始める
理解を得れば得るほどに分からない
人という感情の波


回る回る世界　位置を何度も替えて
月や太陽を困らせている
廻る廻る世界　何もしないままに
人を勝手に動かして

人形の用使って

手のひらで踊っているんだ

自由？

揃っていない言葉達を並べただけ　My世界
(パラレルワールド　　　 曖昧世界)
60兆の感性で組み直される　某世界
(パラレルワールド　　　 細胞世界）

--------ひらがな-------------

ぱられるわーるど　わたしのせかい
ぱられるわーるど　あなたのせかい

じぶんというそんざいをにんしきしてようやく
わかったこのせきあのこころたちは
でもだれかというそんざいはりかいした
つもりにしかなれない

しんどいちていどでゆれるいとのよう
あやふやなあしもとでおどるようにたつ
にほんのあしではささえきれはしない
きかいにもおよばないせかい

かぜがふけばゆれ（ひらりひらと）
じめんがうごけばたおれる（ぐらぐらさよなら）
なみにのっていどうして（ゆらゆら）
なにひとつじぶんのちからをひつようとしない

ゆれるゆれるせかい　たちあがることをひてい
だきょうということばではいつくばる
さわぐさわぐせかい　ていこうしようともせず
きょようというたいだにのまれて


ぱられるわーるど　あなたのせかい
ぱられるわーるど　だれかのせかい

だれかにしられないとわかりはしない
じぶんというそんざいのあやふやさに
はこにいれたけっかはどうなってるか
あけるまでこたえはない

めをとじたくらやみをなんとあらわすか
いろをなんてこたえればいいのか
ことばなんてあいまいなものでしか
つたえられないもどかしさ

せきずいでかいわして（りかいできた）
つたわったきがしている（わかっちゃいないよ）
りかいなんてそんなもの（うそうそ）
しゅんかんしゅんかんでちがうものになる

つうじあったとおもえたそのしゅんかんから
ふたりのかんけいはおわりはじめる
りかいをえればえるほどにわからない
ひとというかんじょうのなみ


まわるまわるせかい　いちをなんどもかえて
つきやたいようをこまらせている
まわるまわるせかい　なにもしないままに
ひとをかってにうごかして

にんぎょうのようつかって

てのひらでおどっているんだ

じゆう

そろっていないことばたちをならべただけ まいせかい
（ぱられるわーるど　　　　　　　　 　 あいまいせかい）
ろくじゅっちょうのかんせいでくみなおされる　ぼうせかい
（ぱられるわーるど　　　　　　　　　　　　 さいぼうせかい）