消化不良の思い出が
頭の中に散らばって
息もできないトラウマに
悩ませられ続けてるんだ
窓の外 微かに聞こえる
排気の音
どこの誰かも知らない
人が通り過ぎてく
都会の音は 憧れを産み
私はここで 暮らすと決めた
だけどたまにやるせない
思いは募り 不安は募り
帰りたい日に 戻れないこと
心の中で 分かり切ってる
なのにまぶたに浮かぶのは
あの日の無邪気な笑顔
つらつらと 昔のことだけ
記憶を紡ぐ
嫌なことも受け入れて
人は大人になる
そびえる壁の スキマに生きる
私は街に 取り込まれてく
故郷への涙 感傷は
邪魔になるだけ 罪になるだけ
帰れなくとも 戻れなくとも
心の中に 空は広がる
今も胸に携えるのは
あの日の誓いの言葉
夢を追いかけ 明日を信じて
私はここで 生きると決めた
たとえ 明かりが尽きていても
朝日を待てば 歩き出せるさ
ここにいること 無辜でいること
誰もが想い 誰もが忘れ
そしていつか帰れるときは
あの日の私に戻ろう
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