翼 なんて無い
背負い羽ばたくなんて概念は持ってない

どんな道でさえも
軽やかに身を翻して

根拠なんてない 自信もない ただそこにあるのは
短すぎる時間だけ 理不尽な現実

いつか叶うなんて そんなもの信じない
偶然も奇跡も 無論 信じられない

見に行く
どこにあるかは定かでないけれど
きっとある それだけは信じているから

蹄なんて無い
蹴散らして踏み越えるための勢力は持ってない

躱して行くすり抜けて行く
構っていられない

気がついていないなら愚か
無駄遣いする程
与えられていないのに 残されていないのに

まとわりついてくる しがらみを振り切る
邪魔されるのならば 一人でも構わない

失った切なさは 喜びで塗り替える
今止めたらここには何も残らない

止まったらきっと自分が自分でなくなって
姿が消えてすぐに忘れ去られるだろう

広過ぎる世界と短か過ぎる時は
なんて理不尽だろう
それでも足掻こうか
時に無様に

姿を変えようと本質は変わらない
前だけを見ている 先を目指している

誰にも止められない
程強い想いなら
何も気にせず自分
の想うがままに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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風の妖精

閲覧数:43

投稿日:2017/03/03 23:52:54

文字数:487文字

カテゴリ:歌詞

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