1


 変わらぬ日々を過ごし 人と同じではつまらない
 ただ真似事をしては 個性を語るほどに安く
 この身は出来ていない だからもう少し派手に
 咲いては散りゆくあの 日の花のように


 同じく咲いてはまだ足りない
 どうせ咲くならば
 他人(ひと)より早く誰よりも美しく、いざ


 冷たい風を押しのけて花を咲かせたら
 私1人の大舞台さ
 誰も彼もが見つめる先で狂い咲いた
 私色の影は冬桜

2


 前を向き、胸を張り 己(おのれ)の道を貫いたら
 誰かの声になど 惑わされずに花を咲かせ


 誰かの隣じゃ目立たない
 どうせ舞うならば
 他人(ひと)より強く誰よりも鮮やかに、いざ


 冷たい風に身を任せ花を咲かせたら
 今宵も1人歌い続けて
 誰もいない冷たい空の下で舞い上がる
 花吹雪は私の涙よ

S´
 積もる雪も振り落として花を咲かせたら
 私の色よ、消えないで、と
 いくつもの心混ざる世界を歩いた跡
 私色の花が狂い咲く
 ああ、季節外れの花吹雪
 ああ、魅せた笑みにも華がある
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

狂桜語(きょうおうがたり)

他人の感性だけに惑わされるな

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投稿日:2014/02/12 10:19:22

文字数:463文字

カテゴリ:歌詞

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