ひとりだと嘆くキミの歌声で
目覚めたボクも またひとり
出会わない運命なんだとしても待ちぼうけでも 構わない

枯れ草だらけの丘に寝そべって曇った空を 眺めてた
静かに朽ちてくボクの世界で
そこだけが変わらないから。

悲しみ溜める 水の歌
深い泉 たゆたう孤独の森 鐘の音 縋るキミ


「囚われの姫君みたいね」と
日溜まりのキミ 呟いた
ふたりだとわかってほしくて
わらってたボクも 泣いてみた

煙を上げる町を見下ろして
渇ききった樹に もたれてた
確実に色を失う世界で
それでもボクはあがいてた。

舞い上がる 炎の歌
キミには 残さないようにする だから ひとり隅で泣かないで

水に沈んだ 心の産声を
ボクは確かに 聞いたんだ。

佇む壊れた教会の鐘
錆びた世界 触れてみた
その時初めて気が付いたんだ
ボクがキミを探すのは、

駆け抜ける 暖かな風の歌
巡り廻る 心の歌。

溶け込むように ボクの歌声、
染み込むように ふたりの歌。


キミを探すボクもキミの一部。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ちっぽけなせかいで

リンレン曲
推敲中

閲覧数:35

投稿日:2009/09/22 13:41:00

文字数:442文字

カテゴリ:歌詞

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