つぎのひの 届かない朝を探しては
つぎきれない 息を 殺している
手のひらで押さえ つけた うた
だれにもだれにも 聞こえずに
遠くで聞こえる 目の前の会話も
近くで見えない 手がかりの意図も
確かに きのうは わかっていたのに
つぎのひの 届かない朝を探しては
つぎきれない 息を 殺している
手のひらで押さえ つけた うた
だれにもだれにも 聞こえない
止まった日付を 破れない間も
ちきれた時間を 動けない いとも
たやすく あしたは かわっていくのに
月の日の 戻れないあざをこぼしては
つききれない 嘘に 怯えていた
手のひらに押さえ つけた うた
誰かを だれを? 呼んだの
とぼしつづけてた ひかりが夜に触れて
問いかけて欠いた ひかりが夜に触れて
とぼしては泣いた ひかりに夜は触れて
それでも灯してもらった光は
抱いてた今日を守っていたから
つぎのひの 届かない朝を探しては
つぎきれない 息を 殺していた
手のひらを向けて ひろげ 今
確かに 確かに うたうよ
ひとつの 心を うたうよ
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