小鳥たちのさえずりがうるさいな
生きてること伝える不協和音

腐りかけの止まり木　もう倒れそう
根元から折れていく　すべて巻き込んで

影の群れが　埋め尽くして
夜中みたいな　空になって
暗闇　広がり　どこかに消えちゃった太陽

当たり前は　幻だ
いつも通り　気のせいだ
誰かが造った楽園の最期は呆気ないな

さよなら　愛しき日々よ
強めに手を振ろう


飛び損ねて傷付いているようだ
泥の上に散らばった青い羽

かわいそうに　この子は二度と飛べない
どうしてこんな状況を許したんだろう

明日はきっと　いい日なんだ
未来はもっと　明るいんだ
ひたすら　笑って　青い鳥たちを引き寄せて

自分のこと　わかってないや
他人の目が　そりゃ痛いや
疑うこととか　忘れていたことが悔しいな

ごめんねと呟いても
誰にも届かない


何にもない世界に投げ出されたら
邪魔なプライド捨てて　足掻くしかないか


あの木を腐らせたのは　僕？
あの記憶の中で　声がする
「お前が求めた」 これは僕が望んだ世界

当たり前は　幻だ
いつも通り　気のせいだ
誰でもいいから　返事をしてと叫んでみた

明日はきっと　いい日なんだ
未来はもっと　明るいんだ
とにかく信じて　何度も同じことを繰り返して

幸せだろうと笑う　青い鳥が飛んだ