【一つ分の肩代わり】

誰かにゆだねることを 強さと呼ぶのならば
敷居の内のものすべて 自分で背負うのは
何と言うの?

差し出された手握り返せずに
自己嫌悪して 膝を抱えて
無様ったらありやしないわ
本気なの?

何百回と悩んでも 何が正しいなんてわからないし
何千回とえても こみ上げる痛みには敵わない

答えのわかるくらい まだ生きてないし
問題のわからないくらい 幼くもない
糸口探して いたちごっこ
ふざけているの?

前を向いていたつもりが後ろ向いていて 
身につけたもの 全部互い違いで
不様ったらありやしないわ
何処見ているの?

誰かを信じることを 誇りというのならば
抱えたものの果て 涙しかないのは
何と言うの?

何百回とぬぐっても ふいに潤む瞳乾かないし
何千回と捜しまわっても 模範解答なんて見つけられない

誰かを信じることを強さと呼ぶのならば
敷居の中の背負ったもの 一つ分背負ってくれる?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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てのひら一つ分の肩代わり

行き場のない過去作品その一

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投稿日:2012/05/25 21:45:41

文字数:412文字

カテゴリ:その他

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