堅いアスファルトの上に立って 空を眺めてみる
暗い夜空に星が一つ 流れて消えていく
長い長い冬が終わり フキノトウが顔を出したよ
春はそこへ
ねえ 見てごらん 世界中のきっと誰もが優しくて
ねえ あなたが生きていること きっと無意味なんかじゃないから
高い場所から 灰色の街を見下ろしている
同じ色した涙がひとつ 頬を流れていく
暗い暗い夜が終わり 光が窓から溢れている
朝はそこへ
もう これ以上泣かなくていいよ ちょっと...上手く言えないけど
ねえ こころはいつでももっと きっと素直になれるはず
「さあ 花びらが舞う季節 迎えに行くよ」
なんて できそうもない約束をして...
ねえ 見てごらん 世界中のきっと誰もが優しくて
ねえ あなたが生きていること きっと無意味なんかじゃないから
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