濃霧の渓谷 走る足音
愛おしき追憶 貴方に似て

愛を知るには早すぎたのね
想いは彼岸に捨て逝く

死なせてください
どうせ叶わぬ恋ならば
捨て置くのも運命でしょう
愛してください
こんな拙い愛だけど
思い出にだけは刻み込んで…


悲劇の礎 唄う声色
狂おしき旋律 私の色

夢をみるには遅すぎたのね
気持ちは既に走り逝く

赦してください
貴方を想うこの心
禁忌だということ知ってたの
壊してください
こんな心を砕く様
貴方の瞳にだけは焼き付けて…


死なせてください
愛してください
赦してください
壊してください
殺してください
助けてください
薄れ逝く意識の中に
愛おしき声を聞く…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

幻恋歌

※曲をつけて下さる方が決定しました!※

ある小国の姫は、経済・武力面に長けた大国の王子に恋をしてしまう。
許されない恋だと知った途端に全てを諦め、愛しむ気持ちを道連れに海に身を投げ出すことを決意する。
しかし彼を愛する気持ちが邪魔をしてなかなか決心が付かない。
荒れ狂う海に向かって涙を流しながら彼女は言う。
「死なせてください」
叶わない恋ならば投げ出すことが最善だと悟る彼女。
「愛してほしい」
そんな気持ちを抱きつつ決心のつかない彼女は崖を離れる。

後日、夜が更けてから海辺にやってきた彼女は水際にある岩に腰をかけながら歌を歌っていた。
だが出て来る詞は聴いている者は勿論、歌っている自分さえも耳を塞ぎたくなる酷いものばかり。
眠ることすらも出来ない夜に海に向かって彼女は言う。
「赦してください」
だが海は答えぬまま。
静かな波の音だけが耳にこだまする。
「壊してください」
そう語っても答えぬ海。
彼女は自らの心を砕くことを決意する。

やがて時は経ち、小国だった国が豊かになり始めた頃。
彼女は未だにかつて抱いた気持ちに苛まれていた。
「死なせてください」
「愛してください」
「赦してください」
「壊してください」
「殺してください」
「助けてください」

いくら心の中で叫んでも誰かに聞こえる訳もなく。
彼女はあの時の崖に立つ。
穏やかな海と心の中に渦巻く気持ちに包まれ薄れ逝く意識の中で彼女が聞いた言葉。
それは愛する彼のものなのか?それとも……



という後付けの設定w

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投稿日:2010/03/21 00:01:45

文字数:303文字

カテゴリ:歌詞

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