いつかした後悔
引きずったまま
いつの間にか削れて
小さくなるように

間違えたこと
棄てられないまま
言えないことばかり
埃が積もっている

いつか憧れたあの人になりたくて
線をなぞる、わたしは重なれない
ありふれた摩耗した言葉だって
大事に取っておいたまま


見つかんないもんばっかだ
触れらんないもんばっかだ
手が届きそうになって縋っても
欲しいのはこれじゃ無かった
どこに行きたかったか
誰と行きたかったか
辿り着ける居場所なんて無かった
最初から

馬鹿じゃない、ない
何物にも成れない
誰かわたしを見つけて
嘘じゃない、ない
気が狂いそうだ
知らなくてもよかった
自由に溺れる

気付かれた正体
取り繕って
くたびれた顔
忘れていた君のこと

なぞらえたあの人みたいだって
線をなぞれ、わたしは憧れない
繋がれたままの期待だって
裏切ることすらさせてくれない

ただ、脚光を浴びたかった
気付いて欲しかった
それでも何一つ捨てられない
もし目が見えなくなったって
あの人って分かる温度が
わたしには無い

欲しかった言葉があった
見つけたい景色があった
思い違いだらけ
くだらないって知りたかった

見つかんないもんばっかだ
触れらんないもんばっかだ
手が届きそうになって縋っても
欲しいのはこれじゃ無かった
どこに行きたかったか
誰と行きたかったか
辿り着ける居場所なんて無かった
最初から

馬鹿じゃない、ない
何物にも成れない
誰かわたしを見つけて
嘘じゃない、ない
気が狂いそうだ
知らなくてもよかった
自分に溺れる
疑いたくなかった
自分に

いつかした後悔
引きずっている
いつの間にか削れて
小さくなっていた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ただ、脚光を浴びたかった

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投稿日:2023/10/07 18:12:31

文字数:718文字

カテゴリ:歌詞

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