夜の眠り出してる脳裏
君を描いてる夢が見たい
朝、僕を映してるように
空の零した青が冷たい
花に落としている 雨を眺んでいる
傘に弾いた花火の残した
弧の上を歩いている
僕は覚えている 君と話している
あの日のように言葉を交わせたなら
笑い合えたなら
夜の眠り出してる脳裏
君を描いてる夢が見たい
朝、僕を映してるように
空の零した青が冷たい
春の花が吹いた向こうに
君の落としてる影が見たい
ただ、僕だけ愛してるように
何かに縋った心が痛い
花を晴らしている 空を眺んでいる
傘に注いだ陽の零れ落ちた
春が背に吹いている
僕は噤んでいる 口を開きかける
あの日のように言葉が出ないから
君は黙ったまま
夜は月が射してるのに
君を想う程空が暗い
朝、僕を映してるような
雨に降られたくないから
春は背に吹き付けるように
君との想い出をくれるみたい
「ねえ、」
僕が映ってるように
君の見ている青になりたい
春に咲いた青が知りたい
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