A
手弱女(たおやめ) 所業を成しませば
揺蕩(たゆた)え 血潮の大河へと
乱るる 鎖断ち切るため
猥(みだ)らな 舞に興じましょう
咎(とが)の芙蓉(はな)

A'
毒に身を委ねる
背徳さえ戦化粧
純粋は前世に うち捨つ

紅(べに)は深紅が好(い)い
噛み斬る痕(あと) 映えるように
ほどく髪が闇へ 導く

B
歪(ひず)む 睦言の聲に
馴れる 哀れな道化たち
踊れ 掌(てのひら)の海で
沈め この悲劇を道連れに

S
そぞろ月夜 愛憎がゆらめく
こころ遊び 戯(たわむ)る
朧月夜 執着は収穫
全て 全て 戯れ

A
狂恋 偽り成しませば
叫喚 朝陽と共に消ゆ
願うは 静かに幕引きを
眠れど 騒ぎ立つ残り香
散りぬ芙蓉(はな)

B
秘めた 禁忌の想いは
下卑(げび)た 獣に手繰られて
嗤え 過ちの海で
沈め この時代を道連れに

S
そぞろ月夜 欲情が手招く
こころ壊れ 彷徨(さまよ)う
朧月夜 終着は醜悪
昊(そら)に 君に 彷徨う

そぞろ月夜 愛憎がゆらめく
こころ遊び 戯(たわむ)る
朧月夜 執着は収穫
全て 全て 戯れ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

そぞろ月夜

※歴史音楽コラボ用※


三国志の、貂蝉の美女連環の計をイメージした曲。
曲がアップテンポでノリがあるので、韻をこだわってみてます。

貂蝉にまつわる創作はいくつも展開にバリエーションがありますが、
結局呂布のほうに本気の恋をしてしまい、でも叶えてはいけないからと自決するルート(乙女ゲーかw)を選びました。
あくまで創作要素(貂蝉の存在自体が創作ですが、さらなる私の解釈という意味)なのでさり気なく、2番までいくとそっちルートに展開してくのがわかります。

閲覧数:377

投稿日:2013/11/14 17:31:09

文字数:474文字

カテゴリ:歌詞

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