乗り換えは、何度か
移り変わる、のどか
ビルが、減って 春が、増えた
この駅に、列車が着くのは
一日、たった三回

僕が、このホームを踏む
その確率は、奇跡に近いかもしれない

「この辺は、ニンゲンも少なくて
アンゼンだよ」
そう言った君の微笑みに
なにを、抱えてるんだろうと 思い
だけど、どうでもイイだろうと 逸らし
黄色いチョウチョを、目で追った
遠退いていく 汽笛と、ジョイント音

春風は、爽やか
鳥が鳴いた、どこか
苗が、見えて 笛を、吹いた
この村に、風車は付き物
気付かず、経った 静寂

僕が、この畦道、踏む
ただ、あくせくと 都会は、もはや、相容れない?

「この辺は、ニンゲンも少なくて
アンゼンだよ」
そう言った君の微笑みに
なにを、抱えてるんだろうと 思い
だけど、どうでもイイだろうと 逸らし
黄色いチョウチョを、目で追った
遠退いていく 汽笛と、ジョイント音

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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汽笛と、ジョイント音

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『街のネズミと田舎のネズミ』#2

閲覧数:110

投稿日:2023/08/22 11:58:14

文字数:394文字

カテゴリ:歌詞

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