(A)
転んじゃうのが怖くて
僕は走り出すのをやめた
笑われるのが怖くて
僕はここに居れなくなった
暗く染まる世界を空目してから
青い空さえ怖くなってきた

(B)
雨が降ってきても差す傘も無いから
晴れた空の下で雨雲を気にした
僕の心なんて知る人もないから
人のいない道路で石ころ蹴った

(S)
さっきまでの壊れそうで壊れない想いは
今どこへ行ったんだ
ここまでの近くなくて遠くない距離は
さらに遥か彼方へ
静かな風船はゆらゆら揺れて
もっと高く上がってく

(A)
嫌われるのが怖くて
僕は君を嫌いになった
飽きられるのが怖くて
僕は君から離れていった
ふいに消える関係を目の前で見て
黒い瞳も怖くなってきた

(B)
雨が降ってきたらその傘に入れてよ
晴れた空の下で約束を交わした
僕の心なんて知らなくていいから
君のいない道路でただ雨にぬれる

(S)
さっきまでの壊れそうで壊れない想いは
今どこへ行ったんだ
ここだけの遠くなくて近くない距離は
まだ変わりはしないのか
静かな風船はゆらゆら揺れて
どこか遠く消えてった

(B')
「僕の心だっていつか消えるかもね」
君のいない道路に独りで呟く

(S)
さっきまでの壊れそうで壊れない想いは
まだここに抱えてた
ここまでの近くなくて遠くない距離は
さらに遥か彼方へ
静かな風船はゆらゆら揺れて
きっと誰も見つけないだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

風船紀行

閲覧数:167

投稿日:2014/08/14 15:00:43

文字数:592文字

カテゴリ:歌詞

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