『力』

彼女はガードレールに腰掛け
潮風を受けて髪をかきあげる
宙に浮いた裸足の足が揺れる
遠い日のブランコを思い出しているのか
何だか楽しそうに微笑んでる

近くて遠い水平線
今、沈まんとする太陽
僕はそれを引き留めたい
夜が来るには早過ぎるから
まだ、彼女の顔を見ていたいんだよ

力 力が欲しい  力 力が欲しい
こんなちっぽけな僕でも
守りたいことがある


砂浜に走り出した彼女は
軽やかなリズム 鍵盤を走るよう
小さな足跡の轍を作った
ポツンとひとり残された哀れな僕に
笑いながら両手で手招きする

一分一秒疲れ知らず
そう、回り続ける地球
僕はそれを引き留めたい
明日が来るには早過ぎるから
このまま、二人歩いていたいんだよ

力 力が欲しい  力 力が欲しい
こんなちっぽけな僕にも
変えたくないことがある


力 何かを守る力  力 あらがう力
力 力が欲しい 
力 力が欲しい  力 力が欲しい
こんなちっぽけな僕にも

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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投稿日:2020/02/10 10:05:16

文字数:420文字

カテゴリ:歌詞

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