水ナ月ノ華 あなたが咲かせた
紫陽花 傘ノ華 あなたが閉じる。


窓の外 雨の道
誰も 見上げようとはしない
灰色の空の下 わたしだけが知っている
鮮やかな 傘の華
連なり 咲いた 紫陽花の

開けない窓 雨のカーテン
誰も 立ち止まろうとはしない
冷えた空気の中 わたしだけが動かない
たった一人 傘の華
探して 見つけて 紫陽花を


水ナ月ノ華 ふわり軒下に留まり
紫陽花 傘ノ華 ゆっくり閉じる。
たった一輪 雨の中で
水ナ月 傘ノ華 濡れた紫陽花


小さな部屋の 小さな窓の下の
雨の中の 道の中の
水ナ月の 傘ノ華の
紫陽花のしぼむのを

ずっとずっと 待っているの


水ナ月ノ華 あなただけの華
紫陽花 傘ノ華 わたしだけの華
いつものように 窓の下で
水ナ月 傘ノ華 閉じてしまう。

わたし それを 待っているの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

水ナ月(ミナヅキ)

今の時期らしく梅雨らしく。
単純に傘を華に見立てただけの歌詞なのですが。

雨の日に
窓辺に座りながら
窓の下の通りを見つめながら
想い人が来るのを
一人で待っている。

そんな意味、でしょうか。
寂しくはない、むしろ待ちわびている雰囲気が出てればいいんですけど(汗

閲覧数:48

投稿日:2008/06/12 01:10:11

文字数:368文字

カテゴリ:その他

クリップボードにコピーしました